設置環境をご確認ください。
- 電気仕様:単相100V 50/60Hz
- 設置の際には、本体が必ず左右水平になるように設置してください。足場がガタつくときは、調節脚で調整してください。やや後傾しているのが正しい設置です。
- 高温多湿、換気の悪い場所、放熱スペースが確保できない場所、畳・じゅうたんなど床面が不安定な場所、直射日光のあたる場所への設置は避けてください。庫内温度が設定温度まで下がらない、もしくは水漏れの原因となります。
ご使用前にご確認ください
- ご使用前によく取扱説明書をお読みになって正しくお使いください。
- 製品の保証につきましては、取扱説明書および保証書をご覧ください。※扉ガラスは保証対象外です。
- 機能面を損なう可能性がありますので、無理な収納やワイン以外のものは収納しないでください。
- ワインなど収容物および床材、家財等製品以外の補償はいたしかねます。
ご使用時の注意事項、日頃のお手入れについて
- 設定温度や周囲環境によって、庫内の上下で2~4℃の温度差が生じることがあります。
- 周囲温度が設定温度よりも低い場合には、ヒーターを用いて庫内を暖めますが、周囲温度との差が大きくなると庫内温度が設定温度以下になることがあります。
- 2温度タイプのワインセラーSG-122GD、SG-196GD、FJC-366GDの上下室の設定温度差は10℃以内をおすすめします。
- 6月~9月頃の高温高湿時期には庫内が高湿状態になりやすく庫内からの結露水が想定以上になる場合があります。また、扉の開閉頻度が増えた場合や扉が完全に閉められた状態でない場合についても蒸発しきれない量の結露水が発生する場合があります。水漏れの原因となりますので、庫内水受けにタオルなどを敷き余分な庫内の水分を吸い取るようにしてください。庫内は2~3日に1回程度点検していただきタオルが濡れていれば交換をお願いします。
- ホームセラーシリーズとプロセラーシリーズは扉ヒーターがないため周囲温度(特に高温高湿の夏場など)が高い場合、庫内温度との差が大きくなりガラス扉表面に結露が発生して床面に滴下する可能性があります。この場合はタオルなどで拭き取ってください。また長期間不在になる場合は扉の下にタオル等を敷いていただくことをお勧めいたします。
- 高温高湿の夏場などに設定温度を10℃未満で使用の場合は庫内の冷却器に想定以上の霜がつくため設定温度まで冷却できない場合があります。夏場のご使用時には設定温度を10℃以上にすることをお勧めいたします。
- ワインセラーでは、ワインの劣化を防ぐために、温度をできるだけ上昇させない送風式の解氷機能を採用しています。しかし、使用環境、扉の開閉の頻度によっては、設定温度が10℃以上であっても多量の霜が付着することがあります。特に7月から9月の間は、月に一度霜の状況を確認をお願い致します。解氷作業が必要な場合は、修理センターにご相談ください。
- 設置直後や夏場はコンプレッサーが連続運転するため音が大きく感じられることがあります。床(特にフローリング)や壁の反響で大きく聞こえる場合がありますが異常ではなく使用上に問題はございません。扉の開閉時に可動部分から摩擦音(キーキー音)が聞こえる場合がありますが異常ではなく使用上に問題はございません。
以下の音は冷却運転時に発生する音で異常ではありません。
・チョロチョロやボコボコなどの音は庫内を冷やすための液体が庫内を流れる音です。
・キーン、シャリシャリなどの音はコンプレッサーの運転音です。
・ウィーン、ブーンなどの音は庫内ファンの回転音です。
・パキッ、ポコッなどの音は冷却運転により庫内が収縮や膨張を繰り返すときの音です。 - 配送設置受領確認後の外観上の目視できる瑕疵(不具合)に関しては商品交換致しかねます。外観上の不具合を発見された場合は、受領書にサインをせずに製品の持ち帰りを配送業者に申し入れください。
- 使いはじめは庫内からにおいがする場合があります。内壁に使われている樹脂や棚の塗装等が原因ですがにおいはしだいに消えていきます。
温度管理について
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設定温度(例えば12℃)から目標温度下限値(例えば8℃)になるまではコンプレッサーが運転を行います。
同時に冷気を循環させるファンも回転して庫内の冷気を対流させて温度を下げていきます。
目標温度下限値に到達しますとコンプレッサーを停止いたします。
しばらくして目標温度上限値(例えば16℃)に温度が上昇すれば再びコンプレッサーを運転させて温度を下げていきます。
このようにコンプレッサ及び庫内ファンの運転/停止を繰り返して温度調整を行っているため設定温度を中心とした目標温度上限と下限の間を変動いたします。
庫内の実温度をそのまま出力すると表示温度が頻繁に変化するため直前の一定時間の温度平均値を表示温度としています(移動平均法)。
したがいまして実温度と表示温度は異なる場合があります。
湿度管理について
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ロングフレッシュシリーズの場合、庫内湿度は加湿器等の強制加湿ではなく原理的に外気を取入れて冷却器に付着した水滴を活用して庫内ファンで冷気を循環させて高湿度状態を保ちます。ロングフレッシュシリーズ以外のモデルは庫内水受け部にたまった冷却器の結露水を庫内ファンで冷気を循環させることで高湿度状態を保ちます。周囲温度により庫内の結露水量が変化するため湿度も同様に変動いたしますがワイン保存に適した湿度を維持します。
※湿度計は、誤差が生じやすいため付けておりません。